「サー オビール」とは「貴重な、稀少な」という意味で、キングスバリー社最高峰の位置づけとなるのに相応しい、同社の中でも秘蔵中の秘蔵で大変貴重な原酒が選ばれています。
キングスバリーがこの名を冠するに相応しいと判断した一握りの極上樽だけが、ボトリングを許されるまさに秘蔵のモルトです。今回はキースモアがその栄誉ある名乗りを許されました。聞き慣れない名前ですが、こちらは極わずか0.01%の別原酒を加えた、いわゆるティースプーンモルトです。
ダフタウンにある1800年代創業のバルヴェニー蒸留所がメインで、三角形のボトルがおなじみの姉妹蒸留所、グレンフィディックの原酒を極わずか加えた、バーンサイドとも呼ばれるウイスキーが詰められていますが、バルヴェニーはボトラーズブランドからはほぼリリースされることがなく、オフィシャルボトルも12年や14年といった熟成品がおなじみなので、これだけの長熟品はなかなか飲む機会がありません。サー オビールの名にふさわしいその味わいをぜひ体験してください。
ホグスヘッド熟成。
<キングスバリー社:テイスティング>
香り:淡いゴールドの外観から期待される通りの土っぽい麦芽の香りが、オートケーキ(オートミールで作ったフラットブレッド)やナッツの甘みと混じりあう。
味 :フルボディで、ブラウンシュガーや麦芽を伴ったオークの風味に続いてメロンや煮込んだ洋ナシが現れる。
余韻:驚くほど長く、スパイスとジンジャーの風味がこのウイスキーをまとめ上げる。