以下、輸入元資料
1895年創業、およそ130年の歴史があり、シングルモルトの市場が誕生する前からシングルモルトをボトリングし販売していたパイオニアである老舗ゴードン&マクファイル(以下GM)社。ウイスキーが出来た瞬間から自社で用意した樽に詰めて各蒸留所にて熟成、その後GM社倉庫にてボトリングの時を待つといったように、ウイスキーの熟成を自らで管理しています。
ほぼオフィシャルと言っても過言ではなく、それが他の独立瓶詰業者と全く異なる点で、他を圧倒するGMクオリティの所以です。現在、GM社を代表し、業界でも別格のグッドクオリティとして一番評価が高く話題になることが多い「コニサーズチョイス」シリーズ。1968年から続く同シリーズは、2018年にGM社がラインナップの大幅リニューアルを行った際に刷新され、“新生コニサーズチョイス”として新たなスタートを切りました。
今回、そんな転換期にリリースされたアイテムの在庫が現地で発見され、その一部を買い付けることができましたので、ご案内させていただきます。カスクストレングスと比べ、よりリーズナブルに「コニサーズチョイス」をお楽しみいただける加水タイプのアイテムですが、ここ数年は日本への入荷が途絶えており、残念ながら次回以降の入荷も全くの未定となっております。
ファーストフィルバーボンバレルを4樽バッティング。
<G&M社:テイスティング>
香り:バニラと熟したバナナのアロマがピートスモークで燻したベーコンにほのかな甘みを加える。
レモンピールのさわやかさがパッと加わり、かすかなハーブのニュアンスが残る。
味 :クリーミーで甘い。唐辛子フレークの辛味がほのかなパイナップルの風味に加わる。
ハチミツ漬けの肉の風味が広がり、砂糖漬けのトロピカルフルーツのニュアンスへと展開する。
余韻:くすぶる焚火の燃えさしがだんだん弱まり、チャーしたオークが現れ、その奥に灰のニュアンスを感じる。