ロイヤルブラックラは、英国王ウイリアム４世治世下、1833年にスコッチとして初めて「英王室御用達」となりました。

ロイヤルの名を冠する蒸留所は、ロイヤルブラックラ、ロイヤルロッホナガーと、1985年に閉鎖となったグレンユーリーロイヤルの３つのみと極々限られており、現在稼働しているのは2蒸留所のみで非常に希少な存在となっています。

以下、輸入元資料

2013年設立、看板ブランドである「オールド・モルト・カスク（OMC）」シリーズが有名で、アイラ島9番目の「アードナッホー蒸留所」オーナーでもある「ハンターレイン（以下HL）」社。

モルト愛好家から絶大なる支持を得ている、フラッグシップのオールドモルトカスクより良質のシェリー樽熟成品がリリースされました。スコッチウィスキーの中でも数少ないロイヤルの名称を冠する蒸留所として、長年幅広い層のファンから支持されてきた人気モルトですが、シングルモルトとしてはそれほどリリースも多くなく、意外と稀少なブランドの一つです。

今回入荷のボトルは、画像からもわかるとおり、実に良い色合いをしたシェリー樽熟成品です。スペイサイドモルトの代名詞的なシェリー樽熟成品ですが、ハイランドモルトの芯の通った味わいとの相性もなかなかで、期待が高まる1本です。価格もなかなか手頃で、お店のラインアップとしては何本あっても困らないタイプのお手本的シングルモルトだと思います。良い物はあるときに、確保する。この業界の鉄則であることは、皆様ご承知の通り。ぜひ多めに確保しておくことをお薦めいたします。

シェリーバット熟成。

＜ハンターレイン社：テイスティング＞

香り：アプリコット、ベリー、ハーブ

味　：オレンジ、キャラメル、木の葉

余韻：フルーツの余韻がいつまでも続く